パステルという画材を知っていますか?
近頃では、NHKで「パステルアート」が取り上げられるなど認知度が高まってきている画材です。
また、画材屋さんだけでなく100円均一などでも手に入るほど誰でも簡単に始められる身近な存在になりつつあります。
パステルは顔料を少量の糊材で固めた棒状絵具です。筆やパレットを使わず直接紙に描けます。
描いたものを指や綿棒で擦ってぼかしたりすることもでき、自然なグラデーション表現を楽しめます。
ソフトとハードとパステルにも種類がありますが、ソフトタイプのものは色数が豊富で、発色も良く、最も表現の幅が広いので初心者にはオススメです。
パステルは小さなお子さまから高齢者まで老若男女楽しめる画材としてだけでなく
自分を癒すことのできるアートとしても知られています。
人間にとって「表現」することは、カタルシス効果=感情の浄化作用があります。
中でも絵画療法の一つとして「フィンガーペインティング」という真っ白い紙に指で色を塗っていく作業は、子どもの頃のような純粋な気持ちを思い出させ、気持ちを解放してくれます。
神経質になっている時やなんだか落ち着かない時など、何も考えずただ手に取った色を紙に指で塗り広げるだけでも
心を落ち着かせることができます。
アートルームLumiereの夏のワークショップでは、現役パステル画作家さんと一緒に無地のうちわをキャンバスにして
パステル画を描く体験ができます。
描き方の基本を知りたい方や、癒されたい方などにオススメのワークショップです。皆様のご参加お待ちしております。