今回のアトリエ通信ではルミエールのアトリエスタ・油彩講師「小野彩華」をご紹介いたします。
見えないものを表現する描線の美しさが特徴の小野さん。
洋画家として活躍されている小野さんは、オリジナリティの芽生えを見せる才能に大きな期待をされています。
明るい笑顔と優しい声かけで小さなお子さまにも親しまれやすく
初心者の方も安心してレッスンにお越しいただけます♪
NAME: 小野彩華-オノサイカ-
【専門分野】 油絵
【経歴】
1996千葉県生まれ
東京造形大学絵画専攻領域卒業。
2016年「アカデミー中山−Art Award−」特別賞。
2017年〈第93回白日会展〉入選、18年一般佳作・関西画廊賞。現在、白日会友。
<キュレターズ・ステートメント>
小野彩華(オノサイカ)の見る「少女」は、もう一人の自分であり、友人であり、隣人であり、街ですれ違う他者であり、メディアを通じての情報であり、サブカルチャーに登場する2次元のキャラクターである。
周囲に存在する、多様な関係性の「少女」を小野は、一度、解体し「深園の少女譚」として作品に再構築する。
深園は、彼女の中にある美の絶対領域であり、物語の舞台だ。小野が紡ぎだす物語は、ifでありfictionでありながら、彼女のフィルターを通して結晶化されたreal 世界でもある。
少女が内包する多様な「セイ」=<生・清・聖・性・静・正・盛・勢・誠・・・>を見つめ表現する事は、小野が社会に発する<一人の少女>としての問いかけなのかも知れない。